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東洋平成ポリマーは、合成樹脂を素材として高品質で利便性の高い包装資材及び加工品を製造販売している会社です。

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当社における設計開発

 このようにして、ポリエチレンの原料樹脂〜成形加工〜製品(物性)の流れにおいて、重要因子や支配因子であるポリエチレンの構造、粘弾性(レオロジー)、賦形・結晶化そして固体構造を詳しく関係づけると以下のようにまとめられると考えています。



 簡単な例を2つほど示します。最初は厚み200μのポリプロピレンシートの断面の偏光顕微鏡写真です。球晶が観測され、厚み方向に球晶の大きさが変化することがわかります。この写真により、シートの透明性(ヘイズ、光沢)の議論が可能となります。


 次はクロス製品で使われる延伸テープの延伸前後の固体構造変化を、模式的に示したものです。赤が結晶でそれ以外が非晶です。延伸前後のサンプルの各種解析によりこのように模式化され、延伸により結晶や非晶が延伸方向に配向するとともに、結晶化度(赤の割合)が増え、ラメラの厚み(赤の厚み)が均一化することがわかります。そして延伸後の固体構造の基づいた延伸テープの物性の議論が可能になります。


 このように当社においては、新製品の設計・開発のみでなく、既存品の改良にもこのような構造や物性の解析を取り入れております。すなわち、樹脂メーカーや自社が長年培った知見に基づく原料樹脂情報、成形加工技術、構造物性解析技術を有機的に結びつけ、顧客ニーズの翻訳,への対応を行うことにより、新製品の設計開発や既存品の改良に繋げております。




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